harara
きのすいの森
みゅーじっく
風に聞く
日記
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ことばが落ちて 水になる
しずくは森の ほほえみね
きのこが歌えば そらもわらう
きのすい きのすい ただいまを 聞く
こだまは夢を だきしめて
見えないねっこで あかりともす
声が そっとめぶくよ
きのすい きのすい さみしさも 花に
まもりの羽が そっとふるえ
うろのあかりが 今日をつつむ
わすれられたと 思った日々に
きのすい きのすい いつかみた 光り
きのすい きのすい 風のなか
小さな いのちが よりそって
だれかが 笑った そのぬくもりが
森の まんなかに ただいまを 呼ぶ